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新型コロナウイルス危機感の温度差
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つぶやき大王日記
3月初めの新幹線品川駅、今まで見たこともないほど閑散としている。
東京では2月から会合やパーティーや飲み会を中止したり出張などの移動を控えたりと企業ぐるみでの取り組みがとても速かった。
実際私の知る東京のホテルでは1月、2月の宿泊や宴会のキャンセルで2億円以上のロスが出ているという話も実際聞いたし、中国人のいない東京はこんなに広いんだと改めて実感した次第である。
ところが名古屋のホテルでは2月でも宴会やパーティーで普段よりもお客さんが多かったことを思い出している。
この東京と名古屋の危機感の違いが今現在(3月20日)の感染者数の差(東京116名、愛知134名)となって表れているのではないかと思う。
これは実は東日本大震災の時も感じたのだが、東京の人の非常時に対する身構え方はとてもまじめでスイッチの切り替えが早いのだ。
江戸時代から地震や大火事、空襲と何度も何度も災害に見舞われてきたことで東京の人のDNAに刷り込まれてきた危機感の賜物だろうと考えている。
それにしても大したものだ。