ドイツ国営放送ZDFでの感染拡大がおさまらないコロナウイルスに対するドイツ国民向けのメルケル首相のテレビ演説を聞いた。
もちろん通訳付きでだがとにかくその演説の力強さには感心させられた。
重大さの比較として第二次世界大戦を引き合いに出すほどで十分に強さと説得力のある言葉で国民に訴えかけたのだ。
東ドイツ出身のメルケル首相、決して自由で平和な人生を歩いてきていないという彼女の生きざまを垣間見せるようなものすごいものだった。
方やその真逆にいるのが我が国の首相、残念ながら強さも危機感も伝わってこないのは生まれ育ちのせいで致し方ないようだが、幸い日本はヨーロッパほど感染者が爆発的に増えていないことは清潔好きな国民性のおかげと島国のおかげなのかもしれない（本当のところはわからない）。
平和ボケでわきの甘い世界一潔癖主義のわが日本、世界を見渡してみると良くも悪くも結局はこの国はこれでいいのかもしれない。