当然のことではあるが今日の日経新聞の記事に新型コロナウイルスのよる人出の減少について書かれている。
元々中国人観光客の少ない伊勢に住んでいるとその差には気づかないのだが、東京へ行ってみるとその人出の少なさに愕然としてしまうのだ。
思うことは二つ、一つ目は今までの人の多さはひとえに中国人観光客のおかげであったということで、言い換えれば日本の経済はもはや中国抜きでは成り立たなくなっているという現実を突き付けられたということ。
二つ目は東京の人の対応の素早さで、大きなイベントや会合、懇親会は軒並み中止となっていたが、こういった素早い対応は名古屋圏ではみられない現象なのだ。
そういえば東日本大震災の五日後東京にいたが東京の人の臨戦態勢のスイッチの切り替えの早さに驚いた覚えがあるが、やはり関東大震災や空襲を経験してきた街ならではのDNAなのかもしれない。
私の肌感覚では東京に至っては今日の新聞記事よりもさらに人出の減少が進んでいるように感じるし、日本経済においては消費の落ち込みをマスコミや政府は消費税と新型コロナウイルスのせいにしてしまうと思うが、実は令和に入ってから食品の消費は落ち込んでいると感じていて、もしかしてこの経済の落ち込みはいまみんなが思っているより長く続くのではないかと危惧している。

この新型コロナウイルスの影響で明らかになったことが一つある。
それはトヨタは今後決して「コロナ」を復活させることはないということだ。