今新型コロナによる景気後退が叫ばれているが、実はこれは一昨年の１０月の米中貿易摩擦から始まっていたと政府が認定した。専門家の中には昨年の消費税増税から始まったとか唱える方も見えるが、実は我々中小企業経営者の肌感覚って後々になって案外外れてはいなかったケースが多いのである。
天皇陛下には申し訳ないが実は昨年の５月、つまり令和になって長期連休が終わってから、弊社の主力取り扱い品目である食料品の売り上げが振るわなくなっていたのだが怖くて（恐れ多くて）多言できないでいた。しかしここにきて同じことを口にする同業者がちらほらと表れてきているところを見るとそれは間違いではないのだろう。
したがって今回の政府の発表は正解なのだと感じている。
しかし景気が良くなっても悪くなってもそのことに気づくまでに１年半かかるということで、我々は政府の分析を待ってないで肌感覚で動くべきだということだ。