我々物流業界には決して自粛要請はありえない、国民のライフラインを支える極めて社会性の高いインフラであるからである。
弊社の場合は食料品、とりわけ小売店や病院、介護施設等止めることのできない食料品を扱っているため普段と全く変わりなく稼働しているのだが最大の問題は配送スタッフの感染防止はいかにして担保するかということだ。
今までのマスコミの情報をうのみにしていると2メートルの間隔をあけてお客様に商品を手渡すことは不可能なので配送業務はできないという結論になるのだがようやくここにきて正しく数値化された濃厚接触の定義が発表された。
「マスクなしで1メートル以内15分以上」と定義されたことで安心して配送業務にあたることができるようになったのだ。
「手から顔への感染経路９９％」という二つの数値を理解しておけば宅配業者が配送先で受け取りを拒否されたり消毒液をかけられたりという可哀そうなことにはならないのである。
何事も数値化してわかりやすくすることがいかに大事なことか身に染みている。

マスクの着用と手洗いの徹底とやることは同じだが数字が頭に入っていると対処がしやすいのだ。