南米ブラジルの新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。
あっという間に感染者数一位のアメリカの次ぐ１００万人超の感染者が出てしまい、これによる死者もやはりアメリカに次ぐ約５万人と報道されているが実際の数字はお国柄よくわからなくて、一説にはその６倍いるともいわれている。
それもそのはずでサンパウロでは写真のようにマスクはしているものの密集状態であるし、そもそもボルソナル大統領は何の対策も打たないし、貧困層にいたっては「コロナで死ぬより餓死のほうが怖い」という国なのでこの先が思いやられる。
日本を含む先進国では一応の終息に向かっているようだが、地球規模でみるといまだに感染者の増加は加速しているとWHOの発表があったばかりで、今後発展途上国で感染が拡大するようになると貧富の格差や衛生環境などから終息に時間がかかることが予想されるため、すべての国が安心してどこへでも移動できる状態に回復するのにはあと一年では全く足りないのではないだろうか。
したがって心配なのは来年に延期となった東京オリンピックの開催である。