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災害時物流支援協定書
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つぶやき大王日記
9月1日の防災の日を前に地元明和町と「災害時の物流支援に関する協定書」を結ぶこととなった。
この協定は災害時避難所に食料などの緊急物資を保管、仕分け、配送という物流のデポとしての機能を提供するというもの、何しろ災害時の支援体制を見ているとやはり物流が崩壊していて必要なものが必要な場所に届いていない状況が見て取れるのだ。
緊急物資は全国から一か所に届いてもそれを各避難所に届ける機能が備わっていないために、被災者が必要とするものは日々刻々と変化しているにもかかわらず必要とするのもが全く届かず必要なくなったものが次から次へと届くという現象をよくマスコミが伝えていた。
要はロジスティクスが機能していないことによる混乱が発生しているのだ。
保管場所や仕分け作業や配送車両を提供するだけでなく一番重要な物流のマネジメントで寄与することができれば嬉しい。
なにしろ明和町に移ってきて30年経つが、大きな工場があるわけでもなく店を出しているわけでもないために雇用においては多少地元に貢献はしているものの「地域貢献」といったことにはほとんど縁がなかったのだが、これでようやく一つ地域貢献ができたと思うととてもうれしく感じている。
又ハザードマップから外れている弊社は斎宮跡の近くにあり、昔の人の安全に対する経験知には感心している。