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ベラルーシ
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つぶやき大王日記
訪れたことのある海外の国の中で最も「そんなとこ何しに行ったん?」といわれるのが東欧ベラルーシ。
ちょうど6年前のことで、時あたかもその前年楽天がベラルーシのSNS企業Viber(LINEのような企業)を買収、隣国ウクライナが革命でヤヌコビッチ大統領を追放後クリミア問題でウクライナ東部でロシアと紛争中であった。
その影響だと思うが上の写真はリトアニアとベラルーシの国境なのだが何キロにも及ぶトラックの列、当時この国境を超えるのに一日では無理だという話であった。
我々はというとベラルーシの日本大使館員が同乗していたため何とか短時間で超えることができたが、それでも二時間以上かかった記憶がある。
そのベラルーシはルカシェンコ大統領による独裁政権が26年間続く珍しい国なのだが、今回の大統領選挙で80%を獲得した同大統領、しかし国民はだれもその投票結果を信用しておらずデモやストライキが発生していると報道されている。
実はそのさらに5年前、ムバラク政権化のエジプトを訪れた時全く同じ空気を感じたことを思い出している。
今回のことでロシアがルカシェンコを援助しなければ独裁政権もようやく終わりになると思うが、実は独裁政権が終わっても終わった後が大変なことはイラク、リビア、エジプトなどの例を見ると明らかだが、望むことはベラルーシがウクライナ化しないことだ。